結論からいうと、おせちは「和風と洋風のどちらが人気か」ではなく、家族が実際に食べる料理が多いほうを選ぶのが基本です。
黒豆・数の子・煮物・焼き魚などを家族みんなが楽しむなら和風。肉料理・サーモン・洋風前菜などを好む人が多いなら洋風も候補になります。
家族で好みが分かれるなら、和風料理と洋風料理を組み合わせた和洋折衷が候補です。
この記事では、「子どもだから洋風」「三世代だから和洋折衷」と年齢だけで決めず、食べたい料理・残りそうな料理・実際のお品書きから選ぶ方法を解説します。
結論|和風・洋風は「家族が食べる料理」で決める

最初に、自分の家庭がどのタイプに近いか確認してください。
| 家族の好み | 候補 |
|---|---|
| 黒豆・数の子・煮物・焼き魚をよく食べる | 和風 |
| 肉料理・サーモン・洋風前菜をよく食べる | 洋風・和洋折衷 |
| 和食好きと洋食好きが分かれる | 和洋折衷 |
| 伝統料理もしっかり残したい | 和風・和風比率の高い和洋折衷 |
| 家族全員が和食好き | 和風 |
| 子どもや三世代で食べる | 年齢ではなく実際のお品書きで判断 |
最も重要なのは、「和風」「洋風」「和洋折衷」という商品名だけで決めないことです。
同じ和洋折衷でも、和食中心の商品と洋風料理が豊富な商品では中身が大きく違います。
和風・洋風・和洋折衷の違いを比較

| 比較 | 和風 | 洋風 | 和洋折衷 |
|---|---|---|---|
| 主な料理 | 黒豆・数の子・煮物・焼魚など | 肉・テリーヌ・マリネ・サーモンなど | 和風料理+洋風料理 |
| お正月らしさ | 強い | 商品による | 伝統料理も残しやすい |
| 料理の幅 | 和食中心 | 洋食中心 | 幅広い |
| 合いやすい家庭 | 和食好きが多い | 洋食好きが多い | 好みが分かれる |
| 注意点 | 苦手な祝い肴が多くないか | 洋風=子ども向けと決めない | 実際の和・洋の構成を見る |
和風おせち
和風おせちは、黒豆、数の子、田作り、海老、昆布巻、煮物、焼き魚など、伝統的なお正月料理を中心にしたタイプです。
「黒豆や数の子は正月に欠かせない」「煮物や魚料理が好き」という家庭に合います。
洋風おせち
洋風おせちには、ローストビーフ、テリーヌ、パテ、スモークサーモン、マリネ、チーズ系料理などを含む商品があります。
肉料理や洋風料理を好む人が多い家庭では候補になります。
ただし、洋風だから子どもが必ず食べるとは限りません。テリーヌや香草料理、マリネなどを好まない子どももいるため、料理名まで確認します。
和洋折衷おせち
和洋折衷は、伝統的なおせち料理と肉料理・洋風前菜などを組み合わせたタイプです。
家族で好みが分かれる場合に選びやすい反面、和食と洋食が半分ずつ入っているとは限りません。
商品名ではなく実際のお品書きを確認してください。
4つの順番で家庭に合うタイプを決める

1.絶対に食べたいお正月料理を決める
最初に「これだけはお正月に食べたい」という料理を確認します。
- 黒豆
- 数の子
- 海老
- 伊達巻
- 栗きんとん
- 煮物
- 昆布巻
このような料理を多く残したいなら、和風または和風料理が多い和洋折衷を優先します。
「黒豆と海老があれば十分」という家庭なら、洋風料理が多い商品まで候補を広げられます。
2.家族が普段よく食べる料理を見る
お正月だけでなく、普段の食卓も判断材料になります。
煮物・焼き魚・海鮮をよく食べるなら和風、肉料理・サーモン・チーズ料理などを好むなら洋風や和洋折衷を確認します。
普段から家族が食べ慣れている料理が多いタイプを選ぶと、食べ残しを減らしやすくなります。
3.家族が食べない料理を確認する
今回の記事で特に重視したいポイントです。
たとえば家族4人のうち数の子を食べる人が1人しかいなければ、数の子が多いことは家庭全体のメリットにはなりにくくなります。
洋風でも、テリーヌやマリネを誰も食べなければ同じです。
好きな料理の数だけでなく、残りそうな料理が多すぎないかを見ることが重要です。
4.家族の好みがどのくらい分かれているかを見る
家族全員が和食好きなら、三世代でも和風を選べます。
祖父母は和食、親はどちらも好き、子どもは肉料理中心という家庭なら、和洋折衷が候補になります。
年齢や人数ではなく、好みの差が大きいほど和洋折衷を検討すると判断しやすくなります。
家族4人なら「何を何人が食べるか」を確認する

たとえば4人家族で、次のような好みだったとします。
| 料理 | 食べる人数 |
|---|---|
| 黒豆・伊達巻 | 3人 |
| 数の子・酢の物 | 1人 |
| 煮物・焼き魚 | 2人 |
| ローストビーフなど肉料理 | 4人 |
| サーモンなど洋風魚料理 | 3人 |
| チーズ・洋風前菜 | 2人 |
この家庭は和食を嫌っているわけではありません。
ただし、伝統的な和風料理だけにすると、数の子や酢の物などを食べる人が限られます。
そのため、肉料理やサーモンなども含む和洋折衷まで比較したほうが、家族全体では食べやすくなります。
ここで「和食3点、洋食4点」と機械的に点数化する必要はありません。
一番見るべきなのは、誰も食べない料理が大量に残らないかです。
タイプ別|向いている人・向きにくい人

| タイプ | 向いている人 | 向きにくい人 |
|---|---|---|
| 和風 | 伝統料理・魚介・煮物が好き/正月らしさを重視 | 煮物や魚介を食べる人が少ない/肉料理を多く欲しい |
| 洋風 | 肉・洋食・洋風前菜が好き/伝統料理へのこだわりが少ない | 黒豆・数の子などをしっかり食べたい/香草やマリネが苦手 |
| 和洋折衷 | 家族で好みが分かれる/三世代/伝統料理も肉料理も欲しい | 全員が和食好き/逆に洋食だけを中心に食べたい |
子どもがいる場合も「洋風なら安心」と決めず、実際の料理を確認してください。
アレルゲン、辛味、酒類を使用した料理など、必要な表示も商品ページで確認します。
「和洋折衷なら無難」で選ぶ前にお品書きを確認する

和洋折衷は家族で選びやすいタイプですが、名前だけでは料理の内訳が分かりません。
和食50%・洋食50%と決まっているわけではありません。
商品ページでは、次の料理をざっくり分けて確認します。
- 黒豆・数の子などの祝い肴
- 煮物・焼き魚などの和食
- 肉料理
- サーモンなどの洋風魚料理
- テリーヌ・マリネなどの洋風前菜
- 甘味
全品を最初から細かく比較する必要はありません。
まず、家族が必ず食べたい料理を5品程度探し、そのあと誰も食べなさそうな料理が多くないか確認します。
家庭別|和風・洋風・和洋折衷の選び方

大人だけで和食好きなら和風
夫婦や大人だけで食べ、煮物・魚介・祝い肴が好きなら和風を中心に比較します。
肉・洋食好きの夫婦なら洋風・和洋折衷
ローストビーフ、サーモン、チーズ料理などを好むなら、洋風または洋風料理を含む和洋折衷が候補です。
黒豆や海老などのお正月料理も残したいなら、和洋折衷を確認します。
大人2人+子どもなら料理名を見る
伊達巻、黒豆、栗きんとんが好きな子どもなら、和風料理も十分候補に入ります。
反対に、魚介や煮物をほとんど食べず肉料理を好むなら、洋風や和洋折衷を比較します。
三世代なら「世代」より好みの差を見る
祖父母・親・子どもで好きな料理が分かれるなら、和洋折衷が候補です。
三世代でも全員が和食好きなら、無理に和洋折衷を選ぶ必要はありません。
人数や量については、3人家族のおせちはどれくらい必要?量とサイズの目安も参考にしてください。
京都料亭おせちで見る|和風から和洋へ料理内容はどう変わる?

ここからは、当サイトで紹介している京都料亭監修おせちを例に、料理内容の違いを確認します。
以下は「和風・洋風の代表3商品」ではありません。
京都料亭監修おせちの中で、伝統的な和風から、和・洋・創作料理まで料理の幅がどう広がるかを見るための例です。
| 商品 | 人数目安 | 品目 | 料理の方向 |
|---|---|---|---|
| 道楽「清新」 | 約3〜4人前 | 45品目 | 伝統的な京風・和風 |
| ふじ田「松寿安」 | 約3〜4人前 | 50品目 | 海鮮豊富な本格和風 |
| ふじ田「華寿安」 | 約5〜6人前 | 69品目 | 和・洋・創作料理まで幅広い |
※2026年9月7日時点で確認した2027年向け公式商品情報をもとにしています。内容・品目数・販売状況は変更される場合があります。
伝統的な京風料理を重視するなら道楽「清新」

「清新」は約3〜4人前・45品目の京風三段重です。
黒豆、海老、煮物、焼き物などに加え、筍旨煮、粟麩、蓬麩、金目鯛幽庵焼など、京料理らしい和の料理を楽しめます。
伝統的なお正月料理と京都らしい和食を重視する家庭が確認したい商品です。
海鮮豊富な本格和風なら「松寿安」

「松寿安」は約3〜4人前・50品目の本格和風おせちです。
特大あわび酒蒸しをはじめ、海老や魚料理など海の幸を楽しめる内容が特徴です。
現代的な甘味も含まれますが、商品全体は本格和風として構成されています。
和食を中心にしながら、海鮮の豪華さも重視したい家庭が比較しやすい商品です。
大人数で和・洋・創作料理まで楽しむなら「華寿安」

「華寿安」は約5〜6人前・69品目の特大三段重です。
和の料理だけでなく、洋風料理や創作料理まで含まれるため、家族や親戚で好みが分かれる場合に比較しやすくなります。
一方、少人数家庭では量が多すぎないか確認してください。
洋風料理を中心にしたおせちを希望する方は、この3商品だけで決めず、洋風中心の商品も比較してください。
注文前30秒|料理内容の最終チェック

- □ 家族が必ず食べたい料理が入っている
- □ 誰も食べない料理が多すぎない
- □ お正月らしい料理をどこまで残すか決めた
- □ 「和風・洋風・和洋」という名前だけでなくお品書きを見た
- □ 子どもがいる場合は実際に食べる料理を確認した
- □ 必要なアレルゲン情報を確認した
料理内容が決まったら、人数・価格・保存方法を最終確認します。
価格差については、おせちの価格を比較|値段の相場と内容に見合うか判断するポイントを参考にしてください。
保存方法で迷っている方は、おせちは冷凍と冷蔵どっち?で確認できます。
和風・洋風おせちについてよくある質問

和風おせちにはどんな料理が入っていますか?
商品によって異なりますが、黒豆、数の子、海老、昆布巻、煮物、焼き魚など、伝統的なお正月料理を中心にした商品が多くあります。
洋風おせちにはどんな料理が入っていますか?
ローストビーフ、テリーヌ、スモークサーモン、マリネ、チーズを使った料理などを含む商品があります。
子どもには洋風おせちがいいですか?
子どもがいるという理由だけで洋風を選ぶ必要はありません。
黒豆、伊達巻、栗きんとんが好きな子どももいれば、洋風のテリーヌやマリネを食べない子どももいます。実際の料理で判断してください。
三世代なら和洋折衷がいいですか?
世代ごとに好みが分かれるなら和洋折衷が候補です。
全員が和食好きなら、三世代でも和風を選べます。
和洋折衷は和食と洋食が半分ずつですか?
半分ずつとは限りません。商品によって和風・洋風の構成は異なるため、お品書きを確認してください。
洋風おせちでもお正月らしさはありますか?
商品によっては洋風料理を中心にしながら、黒豆や海老などのお正月料理を含む場合があります。
「絶対に入っていてほしい料理」を決めてから比較すると選びやすくなります。
和風と洋風を別々に買ってもいいですか?
家族の好みが大きく分かれる場合は、少人数向けの和風と洋風を2種類用意する方法もあります。
ただし、2商品を買う場合は総量と総額を合計して確認してください。
まとめ|和風か洋風かより「何を食べるか」で決める

和風・洋風のおせちを選ぶときは、次の順番で確認します。
- 絶対に食べたい料理を決める
- 普段よく食べる料理を見る
- 家族が食べない料理を確認する
- 実際のお品書きを確認する
伝統料理を家族みんなが楽しむなら和風。
肉料理や洋風料理を好む人が多いなら洋風。
好みが分かれるなら和洋折衷を候補にします。
「子どもだから洋風」「三世代だから和洋折衷」と決めず、家族が実際に食べる料理と残りそうな料理で判断してください。
最終的には、商品名ではなくお品書きを見て、家族が無理なく楽しめるおせちを選びます。
情報確認日:2026年9月7日。品目数・料理内容・人数目安・販売状況などは変更される場合があります。購入前に各商品の公式サイトで最新情報をご確認ください。
