東京日本橋〈ファルスィ ラルゴ〉おせち料理

日本橋本町の地下にひっそり構える「ファルスィ ラルゴ」は、北イタリアで研鑽を積んだ辻秀永シェフが、夫人とともに営む落ち着きのあるイタリアン。

2010年開業、2018年にリニューアルし、駿河湾・焼津から届く魚介と千葉の契約農家による無農薬イタリア野菜を要に、クラシックを基軸にしたコースで魅せます。

店名は「自ら道を切り拓く」の意。ピエモンテでの経験を映す黒トリュフのパンナコッタなど、滋味深い一皿にワインの提案が寄り添い、静かな地下空間でゆったりと食の余韻を楽しめます。ミシュランガイドにも掲載される実力店です。

イタリアンおせちは、ペッシェ（魚）の箱、カルネ（肉）の箱、ドルチェ（デザート）の箱と三部構成に。今年は特に焼津の桜海老を使った、ちらし寿司のようなインサラータ・ディ・リゾがおすすめです。